News Feed 11 - 17 - 2015

1月19日 17時24分 水俣病の原因となった水銀の使用や輸出入などを国際的に規制する新たな条約の制定に向けてスイスで開かれている国連の会議で、日本時間の19日に条文が決まり、名称は水俣病の教訓を生かしたいとして「水俣条約」に決まりました。 世界の水銀を巡っては、途上国を中心に環境汚染や健康被害が問題となっていて、3年前から水銀の使用や輸出入を規制する新たな国際条約について議論が始まり、今月13日にスイスのジュネーブで始まった国連の会議で、条文の合意に向けて協議を続けてきました。 会議は最終日の18日ではまとまらず、延長して議論を続けてきましたが、日本時間の19日午後に条約の内容が決まりました。 合 意された条文には、▽最終処分する目的など一部を除いて水銀の輸出入を禁止することや、▽水銀が使用されている一部の電池や蛍光灯などの製造や輸出入を 2020年までに禁止すること、それに▽新規の鉱山からの水銀の産出を禁止し、既存の鉱山についても条約の発効から15年後までに禁止することなどが盛り 込まれました。 また条約の前文には、「水俣病を教訓にして水銀を適正に管理し、将来にわたって二度と同じ問題を引き起こさない」という文言が盛り込まれました。 条 約を巡って日本政府は、水俣病の教訓を忘れないために、名称を「水俣条約」にしたいと提案していて、19日の会合でも、「水俣病と同じような健康被害や環 境破壊を世界のいずれの国でも繰り返さない、という決意を各国で共有するという意味を込めて、この条約が『水俣条約』と名付けられることを望みます」と述 べました。 条約の名称を巡っては、一部の患者団体から「被害者の救済が終わっていないのに条約名にするのはおかしい」として、反対する声が上がっていましたが、各国が全会一致で了承し、条約名は「水俣条約」に決まりました。 水俣条約はことし10月、熊本市と水俣市で開かれる会議で採択される予定です。 世界の水銀被害 今回、世界的に条約の制定に動き出した背景には、各地で広がる水銀による健康被害や環境汚染があります。 国連環境計画によりますと、2010年の水銀の大気中への排出量は推計で1960トンにのぼり、小規模な金の採掘現場からが37%と最も多く、次いで、発電などで使う石炭の燃焼で24%などとなっています。 途上国の金の採掘現場では、砂金と水銀を混ぜて火であぶり、水銀を蒸発させて金を抽出する作業が行われていて、作業員が水銀を含んだ蒸気を吸い込んだり、水銀が周辺に排出されたりしていて、健康被害や環境汚染が懸念されています。 輸出国・日本の課題 水俣病を経験した日本は、国内での水銀の使用は大幅に減らしましたが、使用済みの蛍光灯などに含まれる水銀をリサイクルして、いまも年間100トン前後、アジアやヨーロッパなどに輸出しています。 このため、今後、条約の批准によって水銀の輸出が規制されれば、国内で余る水銀をどのように長期間保管したり処分をしたりしていくのかも課題となっています。 アメリカでは、水銀を液体の状態で屋内の施設で保管していますが、専門家は地震など自然災害の多い日本では安全管理上、適切ではないと指摘しています。 現在は、水銀を固形化する技術の開発も進められていますが、実用化には時間がかかる見通しで、保管や処分にかかる費用を誰が負担するかも課題となります。 熊 本学園大学の中地重晴教授は、「日本は水銀をリサイクルする仕組みができているが、輸出する先がないのであれば日本の中で保管をしなければならない。地震 国であり、なかなか適地がないかもしれないが、なんらかの形で長期保管するような方法を検討して、システムとして作ることが必要だ」と話しています。 (NHK New Web)  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130119/k10014916191000.html

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福島県沖でとれた魚介類からプルトニウムが見つかっています。 厚生労働科学研究費補助金による測定結果 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000023p4a-att/2r98520000023pas.pdf

5月26日 4時41分 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達するとするシミュレーション結果を京都大学の研究グループがまとめました。 京都大学防災研究所のグループは、福島第一原発の事故で関東に降った放射性物質などの調査データを使い、東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムを、事故の10年後まで予測するシミュレーションを行いました。 その結果、放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、荒川の河口付近では、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達すると推定されるということです。これは、ことし1月に福島第一原発から南に16キロの海底で検出された値とほぼ同じです。 比較的濃度が高くなるとみられる東京湾の北部では、平均すると海底の泥1キログラム当たり300ベクレルから500ベクレル程度と計算されたということです。 再来年の4月以降は、周囲の河川から流れ込む放射性物質が減る一方で、拡散が進むため、濃度は徐々に下がるとしています。 シミュレーションを行った山敷庸亮准教授は「雨の量などによっては放射性物質が東京湾に流れ込む速度が早まる可能性がある。海底への蓄積量を継続的に調べるとともに、魚介類に影響が出ないか監視すべきだ」と話しています。 NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/k10015391091000.html

<セシウム>米のクロマグロから検出 福島沖から回遊か 毎日新聞 5月29日(火)4時0分配信  東京電力福島第1原発事故で流出した放射性セシウムが、米カリフォルニア沖で捕獲されたクロマグロから検出されていたことが、米スタンフォード大のチー ムの調査で分かった。「放射性物質が海洋生物に取り込まれて広がっている証拠」と指摘している。29日付の米国科学アカデミー紀要に発表した。 チームは昨年8月、カリフォルニア沖でクロマグロを捕獲し、放射性セシウムの濃度を調べた。その結果、15匹のクロマグロで1キロ当たり最大10.3ベ クレル、最小でも同2.9ベクレルだった。半減期が約2年と短いセシウム134が検出されたことから、福島由来と断定。日本政府が定める食品中の放射性物 質濃度(1キロあたり100ベクレル以下)より低いが、事故前の濃度の10倍以上だった。 クロマグロは太平洋を回遊する大型魚類だが、黒潮に乗って成長しながら米西海岸まで達する場合もある。チームは、捕獲したクロマグロは事故後、福島県沖 で餌を通して放射性物質を取り込んだ後、米沿岸に達したとみており、「日本近海に生息して広範囲に移動するカメ、サメ、海鳥などが放射性セシウムを拡散さ せるかもしれない」と指摘する。【神保圭作】

 

石巻の食中毒:市が鯨肉を回収 発症35人に /宮城 石巻市が牡鹿地区住民を対象に頒布したミンククジラの生肉が原因とみられる食中毒問題で、市は24日、鯨肉の回収を始めた。同日も下痢や嘔吐(おうと)を訴え診察を受ける住民が出て、発症者数は計35人となった。 記事:毎日新聞 2010年9月25日 地方版 The city of Ishinomaki in Miyagi prefecture started a recall of Minke whale meat products on September 24 after dozens of people reported food poisoning symptoms from the meat. About 35 people are confirmed to have suffered from diarrhea and nausea. On September 21 the city sold and distributed about 750 kilos […]